【National Coming Out Day】10月11日に向けてカミングアウト経験者が伝えたいこと
まだ早いですが、10月11日は「National Coming Out Day」だそうですね。
当日が来る前に、カミングアウト経験者として思うところをお伝えします。
「カミングアウト」という言葉がなくなる日
わたしたちの次の世代くらいには、この言葉がなくなればいいですね。
まだ同性婚ができない日本では、次の世代よりもう少し時間がかかるかもしれませんが、
すでに結婚できる国から、徐々に意識が変わって来ると思います。
特に欧米のトランスジェンダーの方なんかは、カミングアウトというか、物ごごろついたころから自分の本来の性でいることをもう親がわかっていて、親子で自然に話をしてきた、というケースも多くなってきているようです。
治療法も確立され、すでに経験されている先人たちがたくさんいらっしゃることもあり、情報も増えてきたので、親も対応しやすくなったということもあるかと思います。
日本もLGBTQ+全ての人が、さらっと自分のことを話せる環境に変えて行きたいですね。
カミングアウトの良いこと・悪いこと
わたしはレズビアンとして、親、友達、会社の同僚、クライアントさんなどなど、
出会ったいろんな人に自分がゲイであることをカミングアウトしてきました。
わたし自身の経験上、カミングアウトして起こる良いことは、
「もう嘘をつかなくていいという安心感」と
「セクシャリティに関係なく自分を想ってくれている人がいることを知れる幸せ」
逆に、カミングアウトして起こる悪いことは、
「特になし」です。
[追記:10/09/2018]
※よくよく考えたら「特になし」ではなかったので、訂正と追加を書かせてもらいました。
↑ の通りですが、カミングアウトによって家族や友達と疎遠になってしまう人もいることを考えれば、むやみにカミングアウトすることが良いとは思いません。
良くも悪くも自分自身の気持ちや、取り巻く状況が少し変化して行くので、
自分の「覚悟」ができてから言えばいいのです。
カミングアウトは生きている限り続く
カミングアウトって1回伝えて、はい、終わり、ではないんですよね。
例えば、宇宙に全く興味ない人が、ある日突然「銀河系の成り立ちの話」を聞いても、きっと次の日には
「えーっと、なんだったけ?」てなると思いませんか?
それと同じように(かどうかはわかりませんが)
見た目どこにでもいるストレート女子に見えるわたしから、ある日突然
「わたしはレズビアンです。パートナーは女性です」と聞かされた人は、まさか想像もしていないことを聞かされているので、1回聞いただけで消化するのは難しいです。
親、友達、誰に対しても、理解してもらえるまで、ゆっくりコツコツと伝えて行く根気がいるので、
周囲との関係を自ら悪くしないためにも、悩んでいるなら自分の「覚悟」ができたタイミングで、自分が信頼できると想った人にだけカミングアウトするのが良いと思ってます。
わたしはアメリカから一時期戻ってきて、数年日本で暮らした時期に、LGBTの存在を知ってほしいという思いと、自分としてもできるだけパートナーの存在について嘘をつかないで生活できるようにという思いで、できる限りカミングアウトするように心がけていました。
仕事上でも、個人的な話をするようになった相手には「同性のパートナーがいる」ことを隠さずに伝えていました。
経験上、95%くらいの人が数秒止まって「え???」とはなりますが、びっくりしながらも受け入れようという態勢になってくれました。
で、「レズビアンの子に初めて会った!」と言われる率、日本では100%でした。
これを聞くたびに「あ、もっといろんなとこでオープンに話さないといけないな」と勝手に使命感に浸ってました。笑
そして、有名人で誰もがあなたのことをセクシャリティも含めて知っている、ということでもない限り、日常を生きているだけで、どこかしらで新しい人に出会う機会があるので、その度にカミングアウトを考えることになります。
そういう意味でも「カミングアウト」は一生続きます。
わたしがカミングアウトする理由
日本には「レズビアンに会ったことがない人が多すぎる」からです。笑
「友達に男性のゲイの子いるよ!」というのはよく聞くのですが、レズビアン率がどうも低い。
女性の方がカミングアウトしにくいのかなぁと思ったので、特にカミングアウトして失うものがないわたしが率先してオープンになろう、というのがわたしがカミングアウトする理由です。
あと、嘘つくのがしんどい。
まだオープンになりきれなかった時期、パートナーが男性であるかのように適当に話をしていると、1回ついたその嘘が、後々どんどんめんどくさいことになる経験をしたので、もう戻りたくありません。汗
カミングアウトされた人へ
わたしは新しく人に出会う度に「この人は理解してくれるタイプの人かな?」っと考えながら「カミングアウト」するタイミングを伺っています。
これまで何回もカミングアウトしていて、勝手に伝える使命を感じているわたしでも、否定されるリスクを考えると物怖じしてしまうこともあります。
LGBTに対してだけでなく、他人に対して否定的な言葉をよく使っているタイプの人に対しては、「否定されそうだな、そんなに近い人でもないしカミングアウトはしないでおこう」と考えます。
それはLGBT当事者でなくても、あなたが人に相談しにくいことで悩んでいたとして、理解してくれなさそうな人には話さないのと同じことです。
なので、カミングアウトされた人は「信頼されている」人です。
もしカミングアウトされて戸惑ってるなら、信頼されていることに誇りを持って、あたたかく当事者の方の話をまずは聞いてあげてください。
それと、聞いた瞬間って良い人ほど「理解していることを示してあげたい」と思ってくれて「質問する」ことを控えてしまうようです。
わかったフリではなく、気になることは質問してもっと当事者の相手に「人として興味がある」ことを示してみてください。
これって日本人的なのかもしれないですけど、あんまり人に「質問する」ってことをしないですよね?プライベートには入り込んではいけないと思ってるというか・・・
わたしの地元大阪は結構ガツガツ突っ込んでいくタイプで、わたしはそこが好きです。笑
カミングアウトは「言いにくい話」を自らさらけ出しているわけですから、
少し掘り下げて聞いてあげてもカミングアウトした人も悪い気はしないと思いますよ!
Hope this helps you and your loved ones!
【大阪レインボーフェスタ】2018は10月6日7日@扇町公園です!
ギリギリにボランティア応募してみましたが、
残念ながらボランティアへの参加は、すでに説明会等が終わっていたので、
「今回はごめんなさい」ということで、開催のご担当者様から丁寧にご連絡をいただきました。
そりゃそうですよね。
もっとアンテナ張ってないといけませんねー。汗
こんな大きなイベントを、開催2日前まで知らなかったという自分が残念でなりません。泣
ですが!
当日は参加者として楽しみに行く予定ですので、またブログで行った感想などお伝えします(。☉౪ ⊙。)
今年はホノルルプライドパレード(10月20日開催!)へのボランティア参加ができないので、代わりに大阪で!と思いましたが、
これも何かの思し召しでしょう!いち参加者として、目一杯楽しみたいと思います!
新しい仲間との出会いなんかがあれば、それも最高ですね〜!
ちなみに、わたしはハワイ行きたてで友達が一人もいなかったとき、ホノルルプライドを開催している Hawaii LGBT Legacy Foundation というところにひとりで飛び込んで、ボランティア活動に参加したことで、お友達ができました。
なんでも、まずは参加してみないと!ですね。
出会いで人生変わりますからね!
LGBTイベント気になってはいるけど、ひとりだし、行ったことないし、
と思ってる方は、ぜひ今回の大阪レインボーフェスタを覗きに行ってみては?
わたしもソロで行きますし( ⊙᎑⊙ )
開催地は扇町公園なんで、ちょっと顔出してそのあと関テレに遊びに行ったり?
美味しいお店も近くにいろいろあるので、ついでに行ってみたり、
くらいの気持ちで参加するのも良いかと!
レインボーフェスタの会場には、ソロ参加の人たちや、仲間を探している人たちのために、「交流ブース」が用意されているそうですので、そこに行ってみるのもいいかもですね!
では!See you at the event!!
[追記:2018/10/9]
予定通り参加してきました!感想はこちら ↓ の記事にまとめました!
【スタバ】パンプキンスパイスラテ日本復活運動を起こしたい
毎年秋になったら楽しみにしているのが、
スタバの「パンプキンスパイスラテ」。
この季節にしか味わえないけどわたしの1番好きな飲み物です。
でも今年は日本にいるから飲めないーーーーーー・・・泣
日本にないスタバメニューの代表格
パンプキンスパイスラテ、日本では販売しておらず、アメリカにいないと飲めないんですよね。
何年か前に日本のスタバの店員さんに
「パンプキンスパイスラテは日本ではやってないんですか?」
とお聞きしたら、
「今の日本スターバックスはアメリカと会社が別なんで、やってないんです。復活の予定も今のところありません。」と・・・
ちなみに、日本以外の他の国はどうなんでしょうか?
ご存知の方いらっしゃたら、教えてください。
1年中暑くて季節感のないハワイでは、この時期に
「パンプキンスパイスラテを飲んで、秋冬気分を味わう」
というのが楽しみなんです!
今年は珍しく秋に日本にいられるという嬉しさは半端ないですが、パンプキンスパイスラテないのは秋気分半減ですねー。
「クリーミーパンプキンミルク」と「クリーミーパンプキンフラペチーノ」
パンプキン無い、とすねていたら、2018年は10月1日から期間限定で
「クリーミーパンプキンミルク」と「クリーミーパンプキンフラペチーノ」
なるものが出ているー!
日本にもパンプキン来たの〜!?とウキウキ!
で、いままさにスタバにきて「クリーミーパンプキンミルク」を飲んでみた。
ちがーーーーーーーーーーーう!
パンプキンスパイスラテファンの皆さん。
これはまったく別の飲み物です。
パンプキンスパイスラテとの違い
ざっと違いをお伝えすると
- まず「ラテ」では無いのでコーヒー(エスプレッソ)は入っていません
- パンプキン味はしますがスパイス味はしません
- 自分でシナモンかけたけどやっぱりスパイス感がありません
- トッピングにカリカリアーモンドが乗ってきます(これは美味しい!)
- えびすかぼちゃを使用しているからか、かぼちゃ味が濃いです
という感じです。
ナツメグとかクローブとかのスパイスの香りはまったく無いので、
まったく別の飲み物と思えば、かぼちゃ感たっぷりでとっても美味しい飲み物です。
コーヒー入ってないので、妊婦さんや授乳中のお母さま方、お子さまにも良いと思いますよ!
お子さまはアーモンドがノドにつっかえないようにお気をつけください!
パンプキン🎃好きの方はぜひお試しください。
【同性婚】反対!というみなさまに聞きたい6つのしつもん
わたしは日本で同性婚の合法化という日が必ず来ると思っている派です。
次のステップとして少なくとも「2020年までに都道府県レベルで同性婚を認められる」ことになればと考えてます。
自分としても日本で、特に地元大阪でできることを探している最中で、このブログで情報発信しているのもその1つです。
LGBT当事者として、アメリカで同性婚をすでに経験している者として、
日本で同性婚合法化反対!というみなさまに聞きたいことをまとめてみました。
- 同性婚反対側の意見はこういうものだと聞き及んでおります
- 質問1:結婚=子作り=生産性なんですか?
- 質問2:同性結婚したい人がいる事実を理解してほしいだけなんですが?
- 質問3:同性婚と一夫多妻は別の問題では?
- 質問4:父親だけ母親だけという家庭も多いですよね?
- 質問5:子供がかわいそうなのは社会の偏見が問題では?
- 質問6:なんかイヤなのは何が原因でしょうか?
同性婚反対側の意見はこういうものだと聞き及んでおります
よく巷で聞く反対理由は、
- 同性同士では子供が作れない=生産性がない
- 同性愛者以外にも同性婚を強制することになる(?)
- 一夫多妻を認めるのと同じことになる(??)
- 父親・母親という概念がなくなってしまう(???)
- 子供がかわいそう
- なんかやだ
とか、そんな感じですかね。
では、しつもんに参りましょう!
質問1:結婚=子作り=生産性なんですか?
同性同士では子供が作れない。つまり「生産性がない」からだめだ、とおっしゃる方がいます。
では、「子作り」だけで話をしましょうか。
わたしは女性と結婚していますが、婦人科系健康上の問題があり、もし男性と結婚していたとしても自然妊娠は不可能です。
そういう方、異性結婚されている女性の中にもたくさんおられます。
また、ご夫婦の男性側の生殖機能や健康上の問題があり、お子さんを授かれないカップルもいらっしゃいますよね。
また、FTM(Female to Male:女性から男性に性転換された方)や、MTF(Male to Female:男性から女性に性転換された方)の方と結婚された場合も、生殖器を手術により摘出されているので、自然妊娠でお子さんを授かることはできません。
この全てのケース「自然妊娠ができない」というだけで、ドナー精子や代理母出産についての法整備が進めば、子供を授かることが可能になります。
「同性婚合法化」が先か、「結婚していなくてもドナー精子や代理母制度が認められる」ことが先か、どちらにせよ、この2つが認められるようになれば、最近よくネガティブに取り上げられる、婚姻率も出生率も上がるんではないでしょうか?
実際にわたしが住んでいるアメリカでは、ドナー精子を購入してわたしたちのような女性同士のカップルが妊活をし、男性同士の場合は代理母出産で妊活をし、たくさんのカップルが実際にお子さんを授かっています。
わたしも自然妊娠はできませんが、現在パートナーと一緒に人工授精等の方法で妊活を進めています。
アメリカでは同性婚が合法になる前から、生殖活動に関しては法整備が進んでいたようで、同性婚が全米で認められたのは2015年のことですが、同性カップルのごふうふの間に生まれた子供で20歳を超える方もいるくらい、ずーっと前からドナーや代理母制度が認められていました。
日本の某有名人カップルも、アメリカで代理母制度を利用されていましたよね。
また、里親制度というのもありますが、日本は欧米に比べて里親の受け入れが進んでいません。
「赤ちゃんBOX」が話題になることは何度かありましたが、孤児の受け入れが増えるということは「里親制度」ももっと広まっていかなければ、施設と里親9:1という日本の現状では、施設の負担がどんどん大きくなる一方です。
わたしが日本でお世話になっている産婦人科のドクターも「日本の里親制度」がもっと広まって行く必要があるとおっしゃってました。
もし日本で結婚生活することがあるなら、ぜひ考えてみてね、と。
同性婚が認められることで、ふうふとなった同性カップルの間に「里子を迎えよう」という選択肢が増え、里親制度の普及が進む可能性も大いにあります。
質問2:同性結婚したい人がいる事実を理解してほしいだけなんですが?
同性婚を認めることは、同性愛者以外にも同性婚を強制することになる、つまり思想信条の自由が侵害される、という意見があるようです。
ちょっとわたしの理解が及んでいない気もしますが、わたしの考え、そしておそらく一般のLGBT側の意見とすれば、
「異性愛者が結婚するのと同じように、同性愛者も生涯のパートナーと一緒になりたいときは結婚できる、という法律にしてほしい」
ということであって、
異性愛者に考えを改めてください、と言いたいわけではありません。
同性婚を認めることで「同性愛は間違っている」という思想が侵害されるというなら、
現在は「同性愛は間違っている」という思想によって「同性愛も異性愛と同等である」という思想が侵害されている状態です。
思想はいろいろあっていいと思います。
この世界はなんでもバランスを取るようにできているので、何か1つの意見に100%賛成になる世の中は存在しません。
でも、せめて同じ土俵で別々の思想を持てるようにしませんか?
というのが、わたしの思いです。
質問3:同性婚と一夫多妻は別の問題では?
同性愛と異性愛を同等に扱うということは、一夫多妻を認めるのと同じことだ、とおっしゃる方がいるようです。
これ、同じ問題ではないです。
人生のパートナーと出会って、この人と生涯一緒に生きて行きたい、と思った時に結婚を考えますよね?
その最初の一人に出会ったとき、結婚できるかできないか、という問題が同性婚できないことの問題であって、
複数の方と結婚したい、というのはまたその先だと思うのです。
そういう方の場合、最初のパートナーの方との婚姻関係を続けたまま、パートナーさえ納得してくれれば、二人目の方と事実婚のような関係を持つか、または最初のパートナーと離婚して、新たに二人目の方と結婚する、という選択肢があるのです。
同性婚はその最初の1回目の結婚の選択肢すらない状態なのです。
同性婚を認めることが、一夫多妻などの乱婚につながるというなら、
同性婚を合法にする際に、今ある刑法第184条(重婚罪)をそのまま残して、それはそれでまた別の問題として議論すれば良いのでは?
そもそも、ここで一夫多妻が問題となり、逆の一妻多夫について問題提起されていないところが、そもそも男性目線でファンタジーが語られているか、
反対意見を必死に探した結果のような気がしてならないのですが・・・
質問4:父親だけ母親だけという家庭も多いですよね?
父親・母親という概念がなくなってしまう、と考える方がいるようです。
そもそも離婚率30%とか40%の時代です。
父親がひとりで、母親がひとりで、という片親で育つお子さんもたくさんいる時代です。
両親が揃っていなければいけない、ということもありません。
同じように両親=父と母である必要もないと考えます。
「両親=おじいちゃん、おばあちゃん」でもいいし、
「両親=お父さん、お父さん」でも
「両親=お母さん、お母さん」でも
「両親=お母さん、おばあちゃん」でもいいと思うのです。
文字に書くとめちゃくちゃ悲しいけど、父親・母親がふたり揃っていて、子供に虐待を繰り返すようなケースもあるのです。
大事なことは、子供にとって愛情いっぱいで、自分らしくのびのびと育つことができる環境があるかどうか、です。
かといって、LGBT人口は13人に1人と言われていますので、
もしそのうちのゲイ、レズビアンカップル全組が結婚したとしても、
圧倒的に異性カップル人口の方が多いので「父親と母親」という概念がなくなることはありません。
統計を見れば明らかですので、心配いりませんよ。
ただ、「いろんな親の形があって良い」という思想があることも、そろそろ受け入れませんか?という話です。
質問5:子供がかわいそうなのは社会の偏見が問題では?
「同性結婚=子供できない=生産性ない論」とは裏腹に、「同性カップルの間に生まれた子供がかわいそう説」というのもあるようです。
わたしの意見としては、上でも述べた通り、
一番大事なことは、子供にとって愛情いっぱいで、自分らしくのびのびと育つことができる環境があるかどうか、だと思ってます。
この動画は、アメリカはアイオワ州で、レズビアンカップルの間に育った19歳の青年のスピーチです。2011年のものですが、アメリカでは結構有名ですかね。
2018年現在、彼ももう26歳ですね。
詳しい日本語訳はまた別の記事で!
ざっくり訳すと、
「僕の両親はふたりとも女性のレズビアンカップルだけど、みんなが心配するような苦労はなかったし、僕は立派な大学生になった。どの家庭にもあるように、家族でキャンプに行ったり、時には喧嘩をしたり、幸せな生活を送ってますよ。」
という感じです。
「これはアメリカだから」
そんな声が聞こえてきそうですが、
それならば両親が同性であることが問題なのではなくて、
「社会に偏見があること」が問題なのではないでしょうか。
その偏見については、「同性婚」や「新しい子作りの形」が法整備されていくことで、国民の意識も大きく変わっていくと思っています。
アメリカでは、同性婚が合法化されてから、さらに同性カップルへの偏見は少なくなったと感じます。
実際に合法になった2015年と翌2016年は15歳以下の子供の自殺率が下がったというデータもあるようです。(直接的な関係がどこまであるかははっきりわかりませんが)
わたしとパートナーも、日本でわたしたち二人の間で子供を育てる場合、まだまだ偏見が多すぎる、という思いがあります。
アメリカ国内であれば、偏見のない地域に行くことができます。
同性カップルの間に生まれて育つからかわいそうなのではなく、
社会に偏見があることでいじめや無理解に遭うことが問題だということを知ってください。
質問6:なんかイヤなのは何が原因でしょうか?
理由という理由はないけど、「なんかイヤ」という反対理由もあるようです。
しっくりこない、とかそういうことでしょうか?
これは多分慣れてないということかと思います。
人間って「知らないこと=怖いこと」なんだそうです。
例えば、明治時代に入るまで日本では外国人を見たことない人がほとんどで、みんな外国人を「天狗」とかなんかと信じてたとか。
そして、初めて外国人を目の当たりにして、あまりの骨格と顔立ちの違いにびっくりして、本当に「天狗だ!」と腰を抜かしたとか。
そういうことです。
誰でも知らないことや新しい変化は、恐怖であり、違和感があるものです。
わたし自身レズビアンではありますが、自分でその事実を受け入れるのに随分時間がかかりました。
アメリカに行って、LGBTの人とたくさん出会って、
「あー同性を好きになることって、別になんの問題もないんだな」と思えたから、
そして、大切な家族と友達がそのままのわたしを受け入れてくれたから「これで良いんだ」と受け入れられたんです。
なんとなくイヤじゃなくなるまで、できればいろんな情報に触れて、
「自分とは違う人もいるんだな」と知っていただくだけでいいです。
ぜひそこから始めてもらえたら嬉しいです。
10月6日7日は大阪にて「レインボーフェスタ」LGBTQイベント開催だそうです!
わたし、今さら知ったんですが、今週末は大阪のLGBTQイベント、
「レインボーフェスタ!2018!」が開催されるんですね〜!
これ↓
RAINBOW FESTA! 2018 - レインボーフェスタ! 2018
大阪の扇町公園で開催されるとのことです。
大阪でできるLGBTQ関連のボランティア探してたのに、今日までこの情報を知らなかったという・・・
悲しい・・・
でも、今日知れてよかった!
かなりギリギリですが、運営の方へボランティア希望のご連絡をしてみたので、ボランティアで参加できることになったらいいなぁと思っております。
そうでなくても参加しに行く予定です!
ソロで!( ⊙᎑⊙ )
どなたか「わたしもソロで行きます」という方、いらっしゃったらぜひコメント欄にお知らせくださると嬉しいです!
扇町公園でぜひお会いしましょう!
あとは台風がそれることを祈るばかりですね!!
10月はLGBTQ+の話題をたっぷりお届けします。
9月はようやくアクティブにブログを更新できる感じに習慣化できてきました。
タイムリーな記事をいくつか出せたようで、
大好きなEllen DeGeneresの話題 ↓ や
BTS(防弾少年団)の国連UNICEFスピーチの日本語訳の記事 ↓ など
がたくさんの方に興味を持っていただけたようで、まだ15記事ぐらいしかないブログに先週1週間で100人以上の人が訪れてくれました。
読んでくださった方、ありがとうございます。
10月はハワイのゲイパレード、LGBT Pride Parade Monthでもあるので、このブログの幹となるLGBTQ+の話題をたくさんお届けします!
ご興味のある方は、ぜひまたお立ち寄りください(。☉౪ ⊙。)
ひきつづき、よろしくお願いします!
【ダイエット】痩せたい女子たちに知ってほしい「もう痩せなくていい」という事実
10月になりましたね〜!
食欲の秋!美味しいものに囲まれて幸せな季節ですね。
・・・ダイエット中のあなた以外は。
そのダイエット、目的はなんですか?
もしかして、やる必要のないダイエットしてるかもしれません。
これを読んでもう一度あなたが本当に痩せる必要があるのか、考えてみてください。
ダイエットの目的はなんですか?
なんでダイエットしようと思ったんですか?という質問ですが、
おそらく大半が「痩せたいから」ということではないかと思います。
なので、なぜ痩せたいか?
という質問として答えを考えて見てください。
もしその答えが、
誰かと比べて「太っている」と感じているから
ということであれば、それは全くやる必要のないダイエットかもしれません。
周りでも本当にこの理由でダイエットとか言っている人が多い。
こんなに人間が細いのは日本だけ(あと韓国、中国ぐらい?)だよ、と言いたい。
日本の女優さんとかみてると、申し訳ないけど細すぎてまったく魅力を感じない。
時々外国人と結婚したい女子とかいますが、だったらなおさら痩せるのやめよう。
アジア以外の国では、細すぎる女子は子供にしか見えず、女性としての魅力が薄いと思われがちです。
本当にダイエットが必要な人は
お医者さんに健康上の理由で痩せた方がいいと言われている人
または
仕事上の理由で一定の体重を保たなければいけない人
だけです。
そもそも本来のダイエットとは
健康を維持するために必要な食事のコントロールや、定期的な運動を行うことです。
他人と比べて「もっと痩せなきゃ」と思ってやるダイエットは、本来のダイエットではないのです。
特に、日本人は習慣的に運動する人が少ないようなので、単純に食べるものを減らしたりするぐらいなら、運動を取り入れることを先に考えましょう。
痩せなくても体は引き締まるし、ついた体力や筋力はまったく無駄になりません。
よりアクティブな生活が送れるようになるだけです。
逆に食べないで健康を害して痩せても、どうせ元気になったら元に戻るので良いことは一つもありません。
ムダにしんどいだけです。
気にするべきは、体重ではなく体調です。
人と比べるのをやめて人を褒めることを始める
日本を含め、アジアでは元々の体質的に細身の人が多いので、その人たちと比べちゃうと、少しふくよかなだけでも「太っている」なんて思ってしまうかもしれません。
例えば、日本で一番人気なアナウンサー、日本テレビの水トアナなんかも「ぽっちゃり」とか言われていますが、アジア以外の国からの目線になってみたら、「細身」に分類されます。
水トアナが「痩せなきゃいけない」と言われてるなんて、病的とすら思えます。
特に体が成長途中の学生さんたち、そしてお子さんを産んだばかりのお母さんたち、
他人と比べてダイエットをするのは本当にやめましょう!
あなたが心身ともに元気でいることが、一番大切なことです。
日本でも人気のハリウッドスター、アン・ハサウェイがThe Ellen Show(アメリカのテレビ番組)で話していた素敵な言葉を紹介します。
みていただきたいのは2:15あたりから。オーシャンズ8の撮影秘話をお話しされているところです。
日本語訳は下記の通りです。
ちなみに前段では、女性ばかりの現場で「不仲だった」とかいうゴシップが流れたけど、めちゃくちゃ仲良く楽しく撮影は進んで、今でもみんなと仲良しだよって話をしています。
「この映画は私が息子を産んでから初めての映画だったので、自分にとってとても特別なものだった。
私はこの世界に長いこといるので、女優としてアン・ハサウェイはこうあるべき、みたいに思われているプレッシャーがいつもついて回っちゃう。
だからと言って、もうそういう意見に振り回されることはなくなったけど、息子を産んだ後、体重がなかなか戻らなくて、撮影が始まった時期はいつもの私とは少しサイズが違ったの。
でも、監督が『それは良いことだ!8人も女性キャストがいるんだから、いろんなタイプやサイズの人がいた方がいい!』と言われてすごく安心した。
それから撮影が始まって初めてセットに入る日、自分でもまだいつものサイズに戻ってないことは自覚しつつ、それでもジーパンを履いてベストを着て『サイズなんて関係ない、自分を好きになって、自信持っていこう!』と自分に言い聞かせて、セットに入った。
そしたら、サンドラ・ブロックがいて『いいじゃん!かっこいいね〜』と声をかけてくれ、あ〜!今ので自信もてたわ〜!と思っていたら、
次はケイト・ブランシェットが『ジーンズ似合ってるね、ハサウェイ!』と言ってくれて、え〜!も〜最高や〜!って喜んでたの。
そしたら次は、リアーナが『ワォ!ガール!めっちゃいいお尻してるやんけ!』って言ってくれたの!
もう、めちゃくちゃ嬉しくなって『ホントー!?』て言ったら、リアーナが『あんためっちゃいいお尻してるわ〜!わたしと同じぐらい!』って返してくれたのー!
こんな経験、今まで映画の撮影現場でしたことなかったから、とっても嬉しかった!」
これ、すごく素敵な話だなぁと思ったので、シェアさせてもらいました。
女性って同じ女性に褒められるとすごくうれしくなりますよね!
あのアン・ハサウェイでも自分に自信をなくすことがあるんです。
わたしたち一般人がいろんな場面で自信をなくすのは当たり前のことです。
みんなそういう気持ちを経験しているのです。
だからこそ、人と比べず今の自分を受け入れて、自分自信が心身ともに健康でいられることにもっとフォーカスできる方法を考えましょう。
その一つとして、人と比べることがあった時には相手の「良いところ」が見えていて、自分と比べてしまう訳ですから、ぜひその相手の「良いところ」を口に出して褒めてあげてください。
あなたが比べているその相手も、実は自分に自信がないのかもしれません。
あなたの「素敵だね」という一言で、その人の1日を幸せにできるかもしれません。
いいなぁ〜と思ったら、口に出して相手を褒める、
やってみてください。
相手の嬉しそうな顔を見たらきっとあなたの心もふわっと軽くなりますよ。