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2020までにもっとLGBTQ+を知ってもらいたい、ハワイに住んでる既婚レズビアンのブログ

【BTS国連】BTSのUNICEFスピーチを全文日本語にて解説(Full Speech日本語訳)

先日行われたUNICEFでのBTS、RMのスピーチの日本語訳です。

そのうちBTSファンの友達に頼まれそうなので、先にやっちゃえ!ということで、日本語でざっと訳してみました。

プロの翻訳家ではありませんが、間違っては無い(はず)です!

質問がありましたら、コメント欄からどうぞ。

 

by カエレバ

 

 

BTS、RMの国連UNICEFスピーチ日本語訳(Full Speech)

わたしの名前はキム・ナム・ジュンです。「RM」という名前でBTSのリーダーをしています。

この度は、わたしたち若い世代にとっての素晴らしい機会に呼んでいただけたこと、とても光栄に思っています。

 

昨年の11月、BTSはUNICEFとともに「LOVE MYSELF」キャンペーンを開始ししました。

「True love first begins with loving myself」

「真実の愛が自分を愛するはじめの一歩となる」という考えを知っていただくためです。

 

さらに、UNICEFと一緒に「ENDviolenceプログラム」という、世界中の子供、若い世代を暴力から保護する活動も行なってきました。

BTSのファンのみなさんは、その活動の大きな一部となり、情熱を持って行動を起こしてくれました。

わたしたちは本当に世界一の素晴らしいファンにサポートされています。

 

では、まずはじめにわたし自身について、お話ししたいと思います。

わたしは韓国のIlsan-gu(一山区:イルサンク)という、ソウルにほど近い街で生まれました。

湖があり、山(丘)がありとても綺麗なところです。毎年フラワーフェスティバルも開かれます。

わたしはその街でとても幸せな幼少期を過ごし、ごく普通の少年時代をおくっていました。

 

昔はよく夜空の星を見上げて、世界を救うスーパーヒーローになりたい!と夢に夢を見ているような少年でした。

 

わたしたちの初期のアルバムのイントロにこのような歌詞があります。

「9歳か10歳のころ、ぼくのハートは止まってしまった。今思えばその時が、周りの人たちからの目を気にして、その人たちの目線で自分を見るようになってしまった始まりだった。

ぼくは夜空の星を見上げるのをやめ、夢を見るのもやめて、周りの人たちが作った型に自分を押し込めようとしていた。

そのうちぼくは自分の声を押し殺すようになり、周りの人たちの声を聞くようになった。誰もぼくの名前を呼ばないし、自分自身で呼ぶこともなくなった。ぼくのハートは止まり、目は閉じられた。」

 

※このあたり、どこまでが歌詞のことかわかんなかった。すいません。

ファンの方は知ってると思うので、うまいこと読んでください。

 

つまり、こうやって、わたしたちは自分の名前を見失い、ゴーストみたいになってしまったのです。

でも、わたしには幸い、音楽がありました。

わたしの中に残っていた小さな声が、

「大丈夫、自分の声を聞きなさい」と言ってくれました。

とは言っても、音楽が「自分の本当の名前」を呼んでくれていることに気が付けるようになるには時間がかかりました。

 

BTSへの加入を決めた後も、たくさんハードルがありました。

信じられない人もいるかもしれませんが、当時わたしたちの周りにいたほとんどの人たちはわたしたちのことを「希望はない、売れるわけがない」と思っていました。

BTSを辞めようかと思ったこともありました。

でも、諦めなかったわたしはラッキーだったのだと思います。

そして、これからもこうやってずっとジタバタしたり、失敗もしたりし続けるのです。

 

BTSは、大きなスタジアムでライブをして、アルバムがミリオンセールスを記録するほどにまでなりましたが、わたしは今でもごく普通の24歳の男性です。

これまでにわたしが達成したことがあるとすれば、それはBTSのメンバーがいつもわたしの味方でいてくれたおかげであり、BTSのファンのみなさんの愛とサポートがあったから成し遂げられたことです。

 

わたしは昨日失敗をしたかもしれませんが、そんな昨日のわたしもまた「自分」なのです。

今の自分は、自身の欠点もこれまでの失敗も、ぜんぶ含めて「自分」なのです。

明日のわたしはほんの少しだけ賢くなっているかもしれません。それもやっぱり「自分」です。

そして、そういった欠点や失敗がわたし自身を作ってきたものであり、わたしの人生を輝かせてきたのです。(直訳だと:わたしの人生の星座を彩る、輝く星たちを作ってきたのです。)

 

※2018/9/30追記:

ここの件りはアレですね、BTSの「Love myself」という曲の歌詞になぞらえてお話しされてたんですね。後からBTSファンの友達に聞きました。

 

わたしは過去の自分も、今の自分も、そしてこれからの自分も、

すべてひっくるめた「自分」

を愛することができるようになりました。

 

最後に。

「Love yourself」というアルバムをリリースし、「LOVE MYSELF」キャンペーンを始めてから、わたしたちは世界中のファンから、

「BTSのメッセージが、それぞれが抱える人生の困難を乗り越えるための助けになった、自分を愛することができるようになった(そうしようと思うことができるようになってきた)」

という素晴らしい声を聞くことができました。

 

このような声を聞くことが、わたしたちに伝える責任があることを再確認させてくれます。

 

さぁ、ここからさらにもう一歩先へ。

わたしたちは「自分を愛する」ことを学びました。

次は「自分について話す」ことをはじめてほしいのです。

 

みなさんにお聞きします。

「あなたの名前はなんですか?」

「あなたが情熱を持っていること、楽しみはなんですか?」

「何があなたの心をワクワクさせますか?」

ぜひ、わたしにあなたのストーリーを聞かせてください。

 

わたしはあなたの声が、信念が聞きたいです。

あなたが誰であるか、どこから来たか、どんな色の肌をしているか、どんな性別か、

そんなことは関係ありません。

とにかく自分のことを話してください。

 

自分のことを話すことで、自分の名前、自分の声を見つけてください。

 

わたしはキム・ナム・ジュンです。RMの名前でBTSとして活動しています。

わたしは韓国の小さな街で生まれたアイドルであり、アーティストです。

世の中のほとんどの人たちと同じように、数え切れないほどの失敗をこれまでの人生で経験してきました。

欠点もたくさんあるし、不安なんてもっといっぱいあります。

 

でも、わたしはできる限り自分自身を受け入れる努力をして、

自分を愛することを少しずつはじめます。

 

あなたの名前はなんですか?

あなたのことを話してください。

 

ありがとうございました。

 

 

翻訳者あとがき

BTSのファン、というわけではなく、テレビで見たりラジオで流れてるなーくらいだったんで、これまでの背景とか知らないままやったので、間違ってるとことかあったら、是非教えてください。修正しますのでー。

 

 

アジア人として、ここまで世界中で活躍しているアーティストはBTSが初だと思うので、是非BTSの背中を追って、これからたくさんのアジア人アーティストも世界を目指してほしいものですね。

 

ちなみに、わたし自身レズビアンということもあり、

自分を愛すること、受け入れること、自分の話をすること、

とっても大事であり、難しいことだといつも感じさせられる人生を生きてきました。

学生時代には本当に難しいことでした。

 

自殺する若者が特に多いと言われる韓国と日本。

LGBTコミュニティでも大きな課題となっていますし、みんなが自分を愛して、お互いを受け入れられる世界に少しずつ向かっていかないといけません。

このRMさんのメッセージを聞いて、また救われた若者がたくさんいるのではないでしょうか。

 

いまわたしは32歳になり、ちょっとずつ「自分を愛する」「自分のことを話す」ことができるようになってくると、さらにその大切さを感じます。

 

自分のことを話して、同じ経験をしている誰かのヘルプになれば、そう思ってこのブログも始めました。

そして、誰かの手助けができたとき、自分のことをもっと好きになれたり、自分が自分であることをもっと受け入れられるようになる、人間ってそういうものだと思います。

 

 

Let's talk yourself to love yourself!!

by カエレバ

 

 

LGBTや結婚について書いた記事はこちら↓(。☉౪ ⊙。)↓

unicornmess.hatenablog.com