【ハワイの闇】初めてのハワイ旅行の前に知っておくべき5つのこと
もう9月も終わりますね〜。
そろそろ年末年始の旅行の予定なんかを立ててる人も多いんじゃないでしょうか?
ハワイ在住者の端くれとして、これから初めてハワイ旅行に行くあなたに「これだけは知ってからハワイに行ってほしいこと5つ」をお伝えします。
ハワイ旅行予定のお友達がいたら、ぜひシェアしてあげてください。
- 大前提ですが、ハワイはアメリカです。
- その1:ハワイでは歩行者にも罰金が科せられます
- その2:夜になったらダウンタウンは闇ハワイに変わります
- その3:チップはやっぱり最低15%払いましょう
- その4:「日本人旅行客」は誰がどう見ても一目でわかる
- その5:日本語通じるけど挨拶くらいは英語で
大前提ですが、ハワイはアメリカです。
ハワイは日本からも近いし、日本語も通じるし、アジア人歓迎されるし、
日本人からすればとっても行きやすい海外の一つです。
が、ご存知の通りハワイも一応アメリカ。U.S.Aの一部なのです。
ということは、拳銃やライフルを合法に持てるなど、法律はアメリカですし、文化のベースもアメリカだということを念頭に置いておいてください。
その1:ハワイでは歩行者にも罰金が科せられます
アメリカでは、Jaywalking(ジェイウォーキング)という横断歩道のないところを渡る行為や、信号無視をした場合、歩行者でも罰金が科せられます。(チケットを切られる、というやつです)
しかもハワイはアメリカ国内の他の州よりもさらに厳しく見られています。
(他州に比べ平和なので、警察がヒマ=収入源が罰金wという噂も)
うちの奥さんは、ダウンタウンの横断歩道を青信号で渡っていたにもかかわらず「横断歩道から少しはみ出ていた」という謎の理由で125ドルの罰金を言い渡されました。
ただ、アメリカではチケットを切られても"Contest"(異議申し立て)すれば取り消しにしてもらえることもあり、本件に関しては罰金は払わずに済みました。
せっかくの旅行ですので、交通ルールを守って安全なハワイ旅行にしてください。
その2:夜になったらダウンタウンは闇ハワイに変わります
あまり知られていないようですが、ハワイは全米一とも言える人数のホームレスがいます。
州外、海外からの富裕層の流入が多く、家賃など含めた生活コストが全米トップのサンフランシスコに負けずとも劣らないレベルに高い割に、
元々のハワイは「田舎」なので住んでる人たちの給与レベルはあまり高くなく、格差がひどいことと、
一年を通して過ごしやすい気候のため、アメリカ本土から片道切符でホームレスがハワイに送られてくる、ということが過去に何年も行われていたためです。
ハワイのホームレスの半数は上記で言ったような「格差に苦しんでやむなく」という人たちで、中にはホームレス街に張ったテントから仕事に行くという人もいるくらいです。
ですが、夜中にダウンタウン付近をうろうろしている皆さんは、ドラッグなどでいろいろ見えちゃってる系の人が多く、とにかく叫んでいたり服脱いじゃってたり・・・という感じで、だいたいダウンタウン周辺〜チャイナタウン、カリヒエリアに大集合しています。
ダウンタウンも夕方以降、暗くなると歩道にホームレスの皆さんが寝てらっしゃるので、旅行者の方が知らずに来るとちょっと怖い「ハワイの闇」を体験することになります。
そういうホームレスの人の中には、まさにドラッグやってる最中です、みたいな人もいるので、決して近づかないというのが安全に過ごす秘訣です。
実際、今年に入ってからあった事件で、日本人観光客が被害にあったケースがありました。
日本から旅行に来たご家族のうち2人が、カカアコエリアにある公衆トイレに入ったところ、ホームレスと思われる男性3人がまさにドラッグをやってる最中で、突然殴る蹴るなどの暴行を受け重症になったというニュースです。
幸いその方々は命に関わる怪我にはならずに済んだようですが、最悪の事態もあり得るということです。
ダウンタウン周辺にはおしゃれなレストランが増えていますが、ディナータイムに行く場合はタクシーとかUberを利用するなど、歩かなくて良い方法で行くことをオススメします。
ちなみに事件があったカカアコも今は新しいおしゃれスポットみたいに宣伝されてますが、数年前まではテントが立ち並ぶホームレスタウンだったので、まだまだその名残があります。夜間にバスや徒歩移動などでは行かれない方が良いです。
ちなみにハワイにホームレスが多いもう一つの理由として、
ハワイは賃金レベルが低い割に、外からの富裕層の流入が多いため、家賃が全米2位とかのレベルで高いので、普通に暮らしてる地元民が家賃払えずに一家で路頭に迷う、ということがあるようです。
家族でテント暮らしをしていて、そこから親は仕事に行き、子供達は学校に通う、という日本ではなかなか信じられないような生活を余儀なくされている人たちもいます。
その3:チップはやっぱり最低15%払いましょう
ローカルの、特にサービス業に従事している人たちからよく聞くのが、
「日本人はチップを払わない」ということです。
もともとお金を持っていると思われている日本人が、他のことではマナーが良いのに、チップになると払わないのがちょっとね、と思われていることが多いようです。
日本人側の意見として「だってサービス良くないのにチップ払いたくない」というのを聞いたことがありますが、
日本のような丁寧な接客をしてくれるのは日本国内だけです。
世界の他の国で日本のようなスーパー丁寧な対応をするところはまれなのです。
丁寧さはないかもしれないけど、むしろフレンドリーで人間味溢れる対応をしてもらえることが多いなぁとわたしは感じてます。
文化の違いと理解して、郷に入れば郷に従え、ということでやっぱりサービスを受けたら最低15%のチップは払っておきましょう。
(ファストフードやお持ち帰りの場合はべつですが)
お金って巡り巡って返って来るものなので、あなたが気持ちよく「ありがとう」という思いでチップを置いて行ったら、また違う形であなたに幸せなお金が回って来ますよ。
話が逸れちゃいましたね。次、行きましょう。
その4:「日本人旅行客」は誰がどう見ても一目でわかる
ハワイはアメリカ国内から来る人もいれば、世界各国いろんなところからの旅行者が訪れるリゾート地ですが、やはり一番訪れているのは日本人だそうです。
そして、現地に住む人たちにとって、日本から来た旅行客はとてもわかりやすく「日本から来た旅行客だ」と誰もが一目でわかります。
主な特徴としては、
- ハワイのローカルには絶対にいない服装をしている
- 団体のグループがみんな似たような服装をしている
- 南国に来ました感たっぷりのドレスを着ている
- ブランド物のバッグを持っている
- 長袖を着ていて日焼け止めの匂いがする
などなど。
これだけわかりやすい、ということはローカルのスリやひったくりをする人にも、簡単に目をつけられるということです。
チップの話になると残念ながら「ケチな日本人」なんて言われちゃうことが多いですが、それでもやっぱりローカルの人からは「日本人はお金を持っている」と思われています。
ドラッグストアとかコンビニでちょっとしたものを買いに行くレベルで、換金してきたばかりの100ドル札とか平気で出しちゃう人が多いので「現金を持っている」と思われている点も要注意です。
何度も言いますが、ハワイもアメリカです。
日本よりも確実に治安が悪ことを念頭に置いて、身を守る対策は最低限しておきましょう。
- 現金(大金)はなるべく持ち歩かない
- ブランド物だと明らかにわかるものを身につけない
- 夜はローカルの人の案内なしにワイキキ以外の街に出歩かない
など、簡単にできることは考えて対策してみてくださいね。
その5:日本語通じるけど挨拶くらいは英語で
ハワイは住んでる日本人も多いし、日本語を話せるローカルの人もたくさんいて、英語を話さなくてもなんとか行きていける環境ではあります。
だから日本からの観光客が多いのだということもわかっています。
でも、せっかく日本を出る機会ですから、あいさつやちょっとした会話は英語でできるように練習してきても損はないと思います。
実際、ローカルの人は他のアジア諸国からの旅行者よりも「日本人が一番英語できないよね」と思っています。
なんか悲しいし、悔しいですよね。
またこれも郷に入れば郷に従え、ということで翻訳ツール使うでも良いので、英語で最低限の意思疎通ができるくらいの準備はしてこられることをオススメします。
以上、ネガティブなことをたくさん言いましたが、
楽しいことだけ語られがちなハワイなので、安全な旅にしてもらうために、実際のハワイも知ってもらいたいということでした。
Have a safe and wonderful trip!!!