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【引き寄せの法則】が語学学習にも働いているという事実

わたしがアメリカに留学したのは22歳の時で、しかも事前に英会話学校など行かなかったので「英会話力ゼロ」の状態で留学しました。

座右の銘は「Fake it 'til you Make it!」いかにも若さと勢いだけでしたね。笑

 

22歳という年齢を考えると、語学学習のスタートとしては比較的遅い方だと思ってます。

本当のスタートという意味では、みなさんと同じように中学から学校で英語の授業が始まったわけですが、それはそれはヒドイ成績でしたのでここではカウントしないいことにします。笑

 

で、語学を勉強していてずっと思っていたことが、最近「引き寄せの法則」の一種だということに気がつきました。

スピリチュアルな話ではなく、事実として起こったことをシェアしますね。

 

 

引き寄せの法則というものは・・・

人間の意識には、

「顕在意識」という、お腹すいたな〜とか、あれ欲しいな〜とか考える意識と、

「潜在意識」という、これまでの経験や感じたこと、感情などいろんなデータが蓄えられているところ

この二つがあるそうです。

 

そして、この「潜在意識」があなたの行動の90%をコントロールしていて、あなたの人格を形成していると。

 

引き寄せの法則は、この「潜在意識」を利用することによって、あなたの人格をあなたの思う通りにコントロールする、というものです。

 

具体的には、潜在意識は現実と想像の違いがわからないという点を利用して、

「なりたい自分に"すでになっている"、願望が"すでに叶っている"と信じて日々行動する、願いが叶う喜びを感じる」というのがそのひとつで、

ポイントは「自分を信じて疑わないこと」です。

そうすると、潜在意識が変わることによって顕在意識にも影響を与え、日々の行動、言動、感情が変わっていき、それによって出会う人も変わり、信じている姿にだんだん近づいてくる、ということです。

 

 

語学学習で起こる「引き寄せ」とは?

まず先ほどの潜在意識の説明で、

「潜在意識は過去の記憶や感情のデータベースであり、人格を形成している」というのがあったのを思い出してください。

 

これがあなたの行動を決めていると。

 

で、語学学習で起こるわたしが体験した引き寄せの法則は、この「潜在意識に動かされている感じ」がよくわかる体験でした。

 

ある時から、新しい言葉や言い回しで「すごく印象に残るもの」を学んだすぐ後に、「立て続けに同じ言葉や言い回しを使う場面がやってくる」ようになったのです。

 

ただ単によく使う単語だけど、今まで知らなかったから聞き飛ばしていただけで、自分が学んでからちゃんと理解して聞けるようになっただけでは?

と思った人もいると思います。

 

実際、その可能性も単語によってはあると思います。

 

でも、明らかに日常でほぼ使わないような単語でもこの「潜在意識のコントロール?」みたいなことが起こっています。

 

 

ひとつ例を挙げると、

ある日アメリカ人の友達と喋っていて"Perpendiculer"て言葉を教えてもらったことがありました。

小さいリングを箱にものを詰める作業をしていたときに「形が崩れたら困るからPerpendiculerにならないように気をつけようね」と言われて、

「へ?なにそれ?」というわたしに"Perpendiculer=垂直"ということを教えてくれました。

 

英語では縦列駐車のことをParallel Parking(パラレルパーキング)と言うので、"垂直"の逆の"平行"つまり"Parallel"という言葉はよく聞くし使うんですが、"垂直"を今まで一度も英語で使ってなかったようで、知りませんでした。

しかもその時点でアメリカ生活7年目。笑

たしかに平行と垂直の話なんて普通に生きててあんまりすることないですよね。笑

 

で、後日たまたま別の友達のコンドに遊びに行ったときに、その友達が使っている駐車スペースが今日は空いてるから使っていいよ!という話になり、

「そこはPerpendiculer Parkingだから」と言われたんです。

 

えーーーー!

Perpendiculer 思いっきり使ってるやんけー!

 

いつもは縦列駐車しなきゃいけないゲストパーキングを使っていて、その日だけたまたま住居者用パーキングを使わせてもらったがために、友達が駐車場の感じを説明してくれて起こった会話でした。

 

日本では、通常のいわゆる家のガレージとか、ショッピングモールの駐車場とかの場合は何て言います?

言おうと思えば、横列?垂直?並列?とか色々あるとは思いますが、普段の会話で「縦列駐車」のように決まった言葉が使われてないと思うんです。

 

で、英語でも同じで、わざわざこの一番ポピュラーな駐車方法を、Parking以外の言い方しないと思ってたんですよ。というか、Perpendiculer Parkingって言葉はあるけど、通常はシンプルにParkingとしか言わないみたいですし。

そもそも駐車の話で盛り上がることもないですし。

 

でも、Perpendiculerという言葉を知った途端、別の場所でその言葉を他の誰かがわたしの前で使うという・・・

 

 

こういうことがいろんな単語、熟語などでこれまで数えきれないほど起こっています。

そのおかげで、ありがたいことに、その単語を二度と忘れることなく活用することができるようになってます。

 

これがわたしの思う語学学習における「引き寄せ」です。

 

あなたにも明日まさに起こるかもしれない

わたしの場合は留学がきっかけで語学学習を始めたので、留学して間もない頃は、英語が喋れなくても「喋れるようになってる感じ」で、雰囲気だけでコミュニケーションしなきゃいけない時期が長くありました。

冒頭にも言いましたが「Fake it 'til you Make it!」(実現するまでフェイクで通せ!)を座右の銘に日々生きていたので(笑)

勝手に潜在意識に「わたしもう喋れます感」が刷り込まれたことで、このような引き寄せ体験があったのかな?と自己分析してます。

 

おかげさまで、今は英語で仕事をしたり、翻訳したり、知らない人と井戸端会議できるまでになりました。

 

もちろんもっともっと伸ばさなきゃいけない部分もたくさんあり、わたしの英語学習は続いていますので、きっとこの引き寄せ体験がこれからもあるだろうと思っています。

 

でもこの引き寄せ、語学に限ったことではなくどんなケースでも「あなたが何か新しいことに行動をした瞬間から起きる」話だと思います。

 

新しい何かを初めてそれに関する新しい知識が増える、そしたらそれについて意識が向く、よりそれに関連するものの情報が目に入ってくるようになる、自分も人に話すようになると話題はそちらの方向へ向いて行って、さらに人からもそれに関する情報が入ってくるようになる、

みたいなことです。

 

「潜在意識を利用する」と言われると難しい気がしますが、上記のように考えるとシンプルに「そりゃそうなるよな」と納得できると思うんです。

 

 

あなたがもし「来年こそは英語喋れるようになるぞ!」とか「ずっとやりたかったことを始めよう!」と思っているなら、ぜひ今からそのことについて周りの人に話してみてください。発信してみてください。

潜在意識が風向きを変えて「生きたい方向」へ進み始めるかもしれません。

 

by カエレバ